May 29, 2006

8mmフィルム存続の願い続々

です。賛同される方はどうかおねがいします。
「フィルム表現の存続を求める会」賛同者募集

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フジフィルムのシングル8販売・現像終了の発表に対して、有志で「フィルム表現の存続を求める会」を作り、フジフィルムに対してシングル8(フィルム文化)の存続について交渉していくことになりました。是非、賛同人として御協力を頂ければと思います。賛同人として御了解頂けます場合は、こちらのアドレス及び下記連絡先までご連絡下さい。今後は、フジフイルムへ対しての要請文書を作成していくことになります。その際に、お名前と肩書きを掲載しますので、肩書きも是非お知らせ下さい。5月中に賛同人の第一次集約を行います。ご協力を何とぞお願いします!

2006年5月20日「フィルム表現の存続を求める会」
発起人:大久保賢一(映画評論家)、山崎幹夫(映画作家)、黒川芳朱(映像作家)、水由章(ミストラルジャパン)、片山薫(ミストラルジャパン)、太田曜(実験映画作家)、万城目純(映像作家)

連絡先:ミストラルジャパン
〒184-0013 東京都小金井市前原町5-16-6
TEL:042-380-8270/FAX:042-380-8271
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僕は正直フジフィルムむしろ今までよくやったね、という気持ち。

それよりもレトロ通販の線で、single8カートリッジの再生とか
簡便な家庭現像の設備とか、技術の進歩を使って
小さい家庭内手工業の世界を取り戻せないものかと思います。
オーダーメイドで世界中の美大とか映画学校とかアート機関が連帯して
そういう簡素な現像設備を製作・発注していってゆきわたってゆけばよいのに。
とにかくマスプロダクション依存からフィルムを救い出すことが肝要じゃないかなあ。

DJにとってのアナログ盤みたいな生き残りの姿は模索できないものでしょうか?

Posted by szk at 5:07 PM | Comments (1)

May 28, 2006

そばわさ

HDDつう無粋な機器購入のついで、
新宿の渡邊でちょいとそばをつまんでたんですが
「そばわさ」っての初めて食ったぞ。
聞いたこともなかったので、制服まんまのギャル店員(たぶんご家族かな)
に質問したら、スラっと曰く「幅広いそばですね」。
面白いので即発注。したらば、まんまですよまんまw。
幅1寸長さ2寸くらいのひらべったい蕎麦。
もちろん渡邊の手打ちですから、うまい。
さらに蕎麦寿司なんというものもある。
これは横の紳士が酒の〆に頼んでた。
たぶんこの「そばわさ」巻いたもんじゃないかな。

僕は仕事あるんでビール1本だけでしたけど
結構お互い、頼むものは意識してたような、そうじゃないようなw
微妙な張り合いが感じられてオカシイ。
ま、なんだ、蕎麦屋はオヤジの駄菓子屋みたいなもんですかね。

で、〆にザルを頼んだら鶉の卵がついてきた。
昨今つい立ち寄るメトロ食堂街の更科の立ち食いでも、
生卵ついてくるんですよ。
これって新橋とかじゃあ見かけない食い方だったんですど

結構デフォルトなんすかね?
まさか内藤新宿の風物だったりしてなw

Posted by szk at 12:18 AM SZK

May 26, 2006

私は運転が上手くない2

横幅間隔の欠如は他にもいろいろあるらしいことを指摘された鈴木です。
で、横幅の無い単車というものにどうしてこだわるかというと
路上を走る機械の中で一番、猛禽の美しさを持つ乗り物だから。

なので僕はハーレーおじさんが大嫌いです。
なので僕はデカスクーター乗りの大半が大嫌いです。

単車乗りは、誰よりも速く、スマートに危険を回避して
目的地に一番乗りするからこそ美しい。

だから
ズデーンと構えてしかも編隊組んで高速を一定速度で走る
ハーレーおじさん。氏ねと。

スタイル重視でゴグルも付けないので速度を出せず、
車に並んでチンタラ車線中央を走るデカスクーター、氏ねと。
しかも無用に五月蝿いし。

五月蝿いってのも微妙。フケ上がりの良いエンジン、ツインカムの高音、
キャブレターの吸入音、これは美しい。

五月蝿いって思うのは、遅いから。
美しい単車は音は大きいけど、瞬時に走り去ってゆく。
イニシエのZ2直管でも速ければ心地よい。

ましてや音楽なんぞ、単車乗りには不要。
風切る音のリアリティを音楽とすべし。そうやって気を張り詰めて
周囲へ自分の触覚をあまねく延長してゆく行為こそが
異次元を感じる術だと本気で思う。
僕のNOISEミュージック好きはここらへんがルーツなんだね。

密着2ケツ重視でスクーター選ぶ人も多い様ですが、
そんなことでチンタラ走るより、
轟音切って命預けて奔った方がエロスがあるですよ。
そういうハザカイこそエロスでしょうに。

生涯最大の事故のときも、
車内で快適に音楽にウツツを抜かしていたことも大きな原因ですからね。

みなさん気を引き締めてしっかり走れってことっすかね。
ちゃんちゃん。

Posted by szk at 12:03 AM SZK

May 20, 2006

single8 続報だっ

流石のレトロ通販。
ベルビアをカットしてつくっちゃってます。
「高性能オリジナル8ミリフィルム シネビア」

すごい画質だろうなあ。使ってみたい。拍手。

※一方、ランクシンテルの8mmユニット装着によるテレシネは
 横シネさんまだやってくれるのかしらん??

Posted by szk at 8:42 PM SZK

May 18, 2006

5/19 ageha

急遽参加します。
「Protoculture Circadians Release Tour Final」 supported by Mother
だそうで。2時間くらい、メインでやります。
あー、仕込みしなくちゃ〜

間に合うのか〜

Posted by szk at 4:22 AM SZK

May 17, 2006

single8end

フジフィルムから発表あったのね。ちょうど法政学館のエントリに安井さんご関係の方よりコメントもいただいたりした矢先ですが、なんか次々と消滅してゆきますなぁ。やれやれ。

ZC1000+マクロスイター+ランクシンテルというすばらしい制作方式もこれでオシマイか。
今のうちに数発作って素材作っておきたくなった。

しかし鈴木研究所さんとかどうするのでしょう?
supar8で自家現像ですかね。

Posted by szk at 1:56 AM | Comments (2) SZK

May 16, 2006

私は運転が上手くない。

久しぶりに書いてますと、危ない思いもいくつかあれど、
予測しない方々からの声を聞けたり、ああ、なんとうれしいものなのでしょう。

で、調子にのって下らんエントリーをば一つ。
私、長野でハイエースやら2トンやら運転していて、また、ぶつけちゃったんです。
扉スタッフの中でももっとも安全な運転者を自負しているこの私が、
結局扉での事故率100%という不名誉な記録をいただいているのですよ。やれやれ。
で、さすがに色々考えた。結論はいたって明確でした。
僕は運転が上手くないってことですな。
でも速くて、安全ではある。じゃそれは何故か。

単車の考えなんです。四輪を運転していても単車を運転してるのと変わってない。
単車は四輪より危ない。危ないから慎重で一番安全な論理で走る。
じゃ一番安全な走行とは何か?
それは先読みをしながら効率的に走るってことなんでしょう。
コーナーとか前の車とか、いずれも二つ先、三つ先を考えてます。
S字が複数連続するところでは、見通しに従って、なるべく直進するルートを取る。
ブラインドコーナーでは確認できるまではスローインに徹し、
見えるとすばやくアウトして次に備える。
あとは地形と方角を読んで先を類推しながら走る。
あたりまえなんだけど、結構これやってない人多いです。
ハンドル切るのが遅い人とかザラにいるのね。

で、此処まですらすら書くくらい
「やはり俺運転うまいんじゃない?」とか思っていたわけ。
ところが、よくよく考えてみるとボロが出る出る。

まず、四輪に乗っていても「横幅」という概念がを持ってない。左に寄せる、
路側帯ときちんと並行に停める、なーんて基本がまったくだめ。
もちろんバックなぞ一番の苦手。たまにコインパーキングで苦しんだのはこれだった。
高速とかのレーンチェンジも上手くない。
スムースに流れてるバイパスとかで、前に右折車などが詰まった際、
速度差のある左車線に逃げられなくて、困るときも多い。

一番実感したのは今回、扉で2トンのワイドボディで山道を走ったとき。
ワイドなので、道幅一杯。交差なんて考えるだけで恐ろしい。
下山してまた上がってきたときには足震えてました。終始ビビリまくり。

10年ほど前の事故でも、直前でハンドル切って、運転席の自分は完全回避したが
助手席は全損ということがありまして。(つっても人身事故や切符を切られる事故は後も先もそれだけですよ)結局「幅」というものをまるで扱えていない、ということです。

だから僕の運転する車の助手席にはあんまり座らないほうがよいのかも。
乗るなら真後ろの席でしょうね。

つづく。


Posted by szk at 7:39 PM SZK

May 14, 2006

液晶モニタ センチュリー LCD-7100V

二人で同じモニターを買ってしまいました。ひとつは故障したけど。

DVC10001.JPG

値段相応ですがすこぶる有用なんです。
NTSC画面をフルフレームアンダースキャンで表示してくれるんです。VGAでも使用可能。
以前どっかに書いたけど(mixiだっけか)、VJの皆さんフルフレームできちんと見てない人多いので、この手のガジェットは有効ではないかと。可搬性もばっちりですよ。

モニタとしては視野角がすごく狭かったり、色がボヤーっとしてたりなんで、
ほんとに「値段相応」なんですけど、特殊用途には最適っす。
センチュリー LCD-7100V

Posted by szk at 12:36 AM SZK

May 11, 2006

5/12 out of house @cube326

5.12OutofHouseFlyer.jpg

週末は"OUT of HOUSE"です。

なんか久々のレギュラー感がちょとうれしいw
音も集まる顔ぶれも若々しく、いい空気です。
毎月のレギュラーとか増やしたいなあ。
オファー歓迎でふ。(うるさいことは言うだろうけど・・・年なんでw)

○●Out Of House●○
2006.5.12(Fri) 23:00-
Door:\2500- W/F:\2000-
@Studio cube326(shibaura) http://www.studiocube326.com/

=2F=
■ResidentDJs:
→TOKUNAGA(REC,Inspiration)
→DJ SON(PANGEA,BlueMurMur)
→SHO-HEY(OCTAGON)
■SupportDJ:
→YASUNARI(ROTUNDA)

■VJs:
→光学姉妹
→hopeacevision

Posted by szk at 12:24 PM

May 10, 2006

宵っぱり

「扉」でMotorまさひろくんに、長崎のユロさんの話をようやく聞いた。
彼はこの春を前に突然居なくなった。webの世界ではまだ居る。mixiでもまだ居る。
でも彼はもう存在していない。

僕には彼のことを正面切って語るほどの関係はなかった。
風立が世に出てより彼が積極的にwebに出していたtipsを拝見し、softadvanceの心温まるサポートのサイトや、motor掲示板での発言で彼の積極性をよく見ていただけだ。
そんなユロ氏に会いたくて、最後にMIXプロジェクトの誘いをかけていたのだが、
矢先の出来事だった。

たいていの場合VJはあまりに孤独だ。オーディエンスからはヲタク呼ばわりされ、照明には煙たがられ、オーガナイザにはいつもしてやられる。重い機材を担ぎ、黙々と結線し、
粛々と一晩にわたり映像を提供しつづける。

そして毎朝、朝日の中で、積み重なった徒労と債務に背を向けて、ベッドの上で妄想する間もなく泥のように日曜日を眠って過ごす。翌朝からはリテラシーの低いPCユーザの苦情に対処しないといけない。ゴリ押しかつディレクター気取りの顧客のわがままを成就しなきゃいけない。

いつだってVJの住むところは不況時のデトロイトみたいなもんだ。
でも、それぞれの地場でVJは考えている。体験を着実にリテラシーとして刻み込んでいる。
時代がそれに追いついて来はじめている。

そんな矢先にユロ氏は消えた。僕は正直とてもくやしくてたまらない。

5/5の朝、5;00。「扉」の最後。いつもの通り僕はいたたまれない気持ちになりながら
吉田といっしょに太陽に逆らって映像を出そうとした。イニシアティブは握った。夜は制した。
だが最後の観客の賞賛は我々のものではない。

これでいいのか?

Posted by szk at 1:44 AM | Comments (2) SZK

May 9, 2006

Heavensdoor 8th 終了 - une place sur la terre comme au ciel -

恒例となりましたレイブ、ご好評のうちに無事終了いたしました。
好天に恵まれ、いつもの「ゆるい」空気をご提供することができました。
皆様ありがとうございました。

メイン、チル、DJと三つのステージを催した今回は
何より「世に残るもの」を模索し、NOISE以下、オーガナイズを司った
少数精鋭のチームにて乗り切りました。

結果、今までで最大規模のパーティとなり、
参加されたお客様、アーティスト、スタッフ全員で
「ゆるさ」を存分に共有できたようです。

いい加減な企画にもかかわらず結集してくださったVJの皆さんも
ことごとく満面の笑みを向けてくださいました。

あらためて御礼申し上げます。

いろいろ企画で悩みも多かったのですが
やはり僕らは渚でもMOTHERでもないし、
ましてやソルスティスやフジロック、メタモにもなりえないです。

イベントでない「パーティ」の矜持を持ち、
以後もお金を超えて実現できる規模を模索しようと決意を固くしています。
そうして僕らが先人から得た、地上のひとつの場所を大事にしてゆきたいと思います。

最後に今回、ふつつかなオーガナイザをフォローしてくだすった

Palgraphicsの吉田くん、
CYCLEくん&カオルちゃん、
drumnbass.org P氏、
SanFranDiscoのタカコちゃん、

に深く感謝の意を捧げます。

ありがとうございました。

Posted by szk at 10:39 AM SZK