横幅間隔の欠如は他にもいろいろあるらしいことを指摘された鈴木です。
で、横幅の無い単車というものにどうしてこだわるかというと
路上を走る機械の中で一番、猛禽の美しさを持つ乗り物だから。
なので僕はハーレーおじさんが大嫌いです。
なので僕はデカスクーター乗りの大半が大嫌いです。
単車乗りは、誰よりも速く、スマートに危険を回避して
目的地に一番乗りするからこそ美しい。
だから
ズデーンと構えてしかも編隊組んで高速を一定速度で走る
ハーレーおじさん。氏ねと。
スタイル重視でゴグルも付けないので速度を出せず、
車に並んでチンタラ車線中央を走るデカスクーター、氏ねと。
しかも無用に五月蝿いし。
五月蝿いってのも微妙。フケ上がりの良いエンジン、ツインカムの高音、
キャブレターの吸入音、これは美しい。
五月蝿いって思うのは、遅いから。
美しい単車は音は大きいけど、瞬時に走り去ってゆく。
イニシエのZ2直管でも速ければ心地よい。
ましてや音楽なんぞ、単車乗りには不要。
風切る音のリアリティを音楽とすべし。そうやって気を張り詰めて
周囲へ自分の触覚をあまねく延長してゆく行為こそが
異次元を感じる術だと本気で思う。
僕のNOISEミュージック好きはここらへんがルーツなんだね。
密着2ケツ重視でスクーター選ぶ人も多い様ですが、
そんなことでチンタラ走るより、
轟音切って命預けて奔った方がエロスがあるですよ。
そういうハザカイこそエロスでしょうに。
生涯最大の事故のときも、
車内で快適に音楽にウツツを抜かしていたことも大きな原因ですからね。
みなさん気を引き締めてしっかり走れってことっすかね。
ちゃんちゃん。