エンタメ業界の端くれに居る者として、人の休む時期に働くことに異議などないのだが
昨今のweb仕事はそんな自然体の態度すらずぶりと崩してゆくのですな。
在東京人として盆暮れの東京は真に麗しい「僕の東京」になる瞬間でしたので
閑散とした銀座やら新宿を歩き、田舎者のいない夏を働きながら楽しみ、
似非であっても江戸っ子の気分を満喫しておったわけですが
昨今そんな瞬間を味わうことも許されない日々。
ところが今年は春に嫁の祖母が亡くなりまして、この8月は「新盆」だということなんです。
で、いつもならいやいや行くところが無理してでも小名浜の実家に顔を出すことにあいなった。
そこで目にしたものはクラッシックな「盆」の風景。
8/12,13の連日街を喪服姿の人々が行き交い、迎え火が焚かれ、
食卓では家族そろって食事をしてオリンピックを見ている。団欒ってやつか。
ファンタジーみたいだった。
でも殺伐とした東京が好きだ。ファンタジーなんかいらねえよ。
Posted by szk at August 18, 2004 2:53 AM SZK僕はそう言うファンタジーが好きだし、それを取り戻したいです。
ま、なんつーかそれも『扉』へのリビドーかも。
失われたコミュニティー。
同じく。
最後の一文が「らしい」っす。
Posted by: yuki at August 27, 2004 6:07 PM