March 9, 2004

HOLLYWOOD

今月まとめて指輪物語を全部見て、マトリックスの第2弾も見たのだが
世の評価通りマトリックスはいまいちですね。

双方ともに度を越したCG表現もなんだかなあ、ですし。
指輪物語なんてフィルティペットのミニチュアアクションとか
アニマトロニクスの方が見ごたえあると思いました。
でなければ森康二などのアニメーションの大家に及ばない。

マトリックスの銃弾効果も、
うーんこれなら板野ミサイルのほうが表現としてよく出来てます。

あと、ともにストーリーが今やなんつーか、ですね。
指輪物語も要するに昔の話、ケルトへの郷愁でしかないんでないの、という実感。
(てめえらで滅ぼしたくせにねえ)このお話やらゲド戦記を読んで
宮崎駿たちが作り出したホルスとかナウシカの方が深くて面白いね。
経済とか文化とか全て考えられたうえのストーリーはやっぱすごいよ。
宮崎たちが心血注いだカルピス名作劇場を何本も見ている
我々日本人の方が文化的な素養は何十倍もよいよ。

そうそう。シャシンとしてみてもマトリ、指輪ともに画面に
色と光の「深み」が足りないのですよ。
CG作る人はもっとアヴェイラブルライトやルックを勉強してほしいね。

Posted by szk at March 9, 2004 8:24 PM day day


Comments

板野ミサイルまめ知識。なぜあんな表現が生まれたか。
昔ぬえの連中は夏に恒例の花火大会を行っていて、砂浜に穴を掘って金網を張りロケット花火を数百発の単位で刺し穴に火をくべ一気に発射させたりしていたそうな。またバイクにロケット花火を付け走りながら発射させそうすると、ロケット花火と同じスピードで走ると隣を飛んでるロケット花火が止まっているように見えるそうな。そんなんを絵に表したのが板野サーカスなそうな。。。。

Posted by: hectic suzuki at March 15, 2004 12:29 AM
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