昨今青山の会社に通勤してるんですが(身分としてはあいかわらずフリーランスです)
広告屋さんブランドナンバーワンのそこではMac偏重の文化が漂ってまして
なんつっかタイムスリップした気分ではあるんです。
そいで、そこから生み出す錚々たるグラフィック、デザイン、素晴らしいんですが
ことwebに関するとどうもよくわからんことが多かったりしてます。
CMYKじゃなくてRGBだよ、とか、winIEがメインプラットホームなんで92dpiだよ、とか
よくある話なんですが、まあwin vs macとかの不毛な論議で勘違いされやすい対立図が
よく見えているわけ。
で、気がついたんですけど、ことの本質はそんなとこには無くて、
軽快かつ、機器の仕様に沿ってぎりぎりのとこで魅せる、もしくは開き直って
逆手にとって見せ付ける、プラグマティックな「美」
という概念がわからない人たちが居るんです。
んでその大半は「盲目的にMacを使ってるユーザ」なんだと理解できたんです。
これPCでしかVJ発想できないことの貧困さとかに似ているのね。
キレイな信号形成にしか目が向いていないとかとか。
最初からアンチエイリアスの掛かった(でもそれゆえに遅い)表示とかを
見続けていて、それがくだらないシステムにハードが引っ張られてる事実を
見落としちゃいけないと思うのですよ。
昔OSXってのが夢想的なOSだって思ったのは、
そうやって身分不相応な表示を強行するゆえに、FLASHが最低な動作しかしない画面を
見たときでした。
INTELマックが出るまでの数年間の、ユーザを騙した責任は重いんじゃないかしら。