結局、とどのつまりは

呑んだくれているのだ。
一瞬空いている時間に遊び、その後仕事やら私事やら予定に入れるのだが
呑みに行ったら最後、呑んだくれて終わる。
快感がないので困る。たゆたっているだけなので退屈。

その点金曜夜のいわきへのドライブは久しぶりにドライブの真髄になってよかった。
4時前に東京を出て、首都高、常磐道を北上し、誰とも喋らず、140km/hで2時間強走り抜ける。
埼玉が終わるころにFMのダンスチューンが途切れたので、thinkpadを引っ張り出し、Itunesで
エレクトロなりストをつくり、大音量で車内を満たした。
ほぼ同時に夜明けになり、映画を見ているような錯覚に陥る。
一般道に降りると、車線全体にオレンジのマーカーが点滅している。

よいプレイが出来た気分だった。
着いたら直ぐにビールをあおり、2時間眠って義理の祖父のお骨を墓に運んだ。
以後日曜遅く帰京するまで家庭モードである。そして月曜朝から仕事モードである。
この明快な生活の切り替えは疎ましい。